2012年01月20日

福島と北海道を結んで・・・

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千葉県の放射線の線量が高いところから
北海道に移住してきた昔からの知人Mちゃん。
福島県の方たちへの補償も満足にしていない政府、東電が
千葉県民の移住費用など、びた一文も出すわけも無く
あたり一面、真っ白な銀世界の地域に、たった一人で避難してきたMちゃん。
気丈に振舞っているけれど、住み慣れた町や長年の友人たちに
直ぐには会えない環境は、たぶん、寂寥としたものなのだろうなぁと
でも、一人で避難してきたMちゃんの勇気ある行動に頭の下がる思いです。

本人の許可を得て書いています。
Mちゃんは故郷を持っています。
でも・・・千葉県から移住することは出来ない土地です。
故郷・・・それは「福島県」。
しかも福島原発から、かなり近い地帯が
彼女の故郷なんです。

彼女の御母様と御兄様は、未だ福島に残っていらっしゃいます。
そんな御母様が、先日、ご自宅から車で30分の隣県の町に
御知り合いの被災の御見舞いに行ったそうです。
お知り合いの方は、以前、旅館を経営していて
Mちゃんの御母様も、よく泊まりに行っていた関係。
今は津波に流されてしまい、仮説住宅に住まわれている、その御知り合いに
なにかと不自由かと御母様は御自身のところで取れた白菜を持参なさいました。

すると・・・その御知り合いの方は
「いらない、いらない、福島のはいらない」と返されたそうです。
Mちゃんは「実家から、車で30分足らずの場所なのに
県が違うだけで、お宅は安全なのか!?」と思ったそうです。

Mちゃんの御母様も、御兄様も、やはり福島に郷土愛を、お持ちで
一番、若い未来が長い、Mちゃんだけの移住となりました。
郷土愛・・・よく解ります。私も故郷・北海道を愛していますから。
補償もせずに
インドに高級日本人街をアユタヤストーリーじゃあるまいし
この日本の危機に創って逃げようとしている政府要人や大企業要人たちなどに
爪の垢でも飲ませたいくらいに
はるかに、はるかに、日本を愛する心を持っているのですから。

でも・・・御母様も御兄様も
是非、御身体だけは気をつけてください。
Mちゃんも故郷を愛していますけれど
もっと愛しているのはお二人なのですから。

国民と、国家や東電との「絆」(笑)は存在しません。
福島の方やMちゃんは
「電気料金の値上げなど、嫌がらせとしか考えられない」と。

対岸の火事では無いのです。
我々、日本人全体の問題なのです。
個人の欲求を叶えようとばかりする個人主義に埋没していた
価値観の変容が日本という国を、この危機から護っていくのだ思います。
戦争時のように悪しき管理統制がはびこる現在
「主権在民」貫き通さねばならないものは
私たちの手で創り上げていかねばなりません。

posted by junko at 21:58| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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